仕事のラストスパートの合間をぬって、パソコンデータの移行を行ってきました。年賀状を作成しながら、本年最後の原稿を書いています。さて、年末に購入した新しいVAIOの調子がよいので、いままでのパソコンとの比較をしてみたいと思います。外観は、同じタイプTでも、少し大きくなってしまい、重量も実は以前のものよりも重くなっています。
以前はときにはSonyStyleで購入しましたが、あまりメリットを感じないので、今回はヨドバシカメラで購入しました。値段の交渉をしてもらい、大幅に値引きしてもらったので、4年前に購入した時よりも、安く、しかも以前はOfficeが入っていない価格だったので、より一層、差を感じます。以前はWindowsXP Home Editionでしたが、チップはCeleronMで1Gでメモリーは1GBでした。HDDは20GBです。今回はWindows7 Home Premiamで、Core2Duoですが、64bitなので、4Gのメモリーをフルに活用しています。HDDも250GBあって、テレビの録画ができる環境です。バッテリーは実感値として3時間程度でしたが、今回のは6時間程度は持つように思います。キータッチは、以前もよかったので、Macをまねしたような今のVAIOのひとつひとつのキーが離れた、キーボードが見た目にはあまり好んでいません。画面は以前のものは本当に液晶がきれいで、新幹線の行き帰りや自宅でよくDVDをみるときに楽しみでしたが、反面、きれいな画面は照り返しが強くて、新幹線車内の照明が写りこみしてしまうことがよくあり、自宅でもわざと画面の傾斜角度を変えて見直したりしていましたが、今回のは画面の色鮮やかさはさらによくなったうえ、照り返しをしないような工夫がされているようです。以前のマシンもネットワークの切り替えは早くて、登録してあるLAN環境に入ると自動的にプロファイルを切り替えて接続してくれていましたが、この点だけは新しいマシンはまだ何かうまくつながらないことがあり、解決できていません。
総体的には、マシンのスペックが上がったので、余裕をもって仕事ができるようになり、たちあがっていくときや、いくつもウィンドウをあけていても、作業が負担になるようなことはなく、まだまだ十分に空きメモリーもあるので、当分、ゆとりを持って仕事ができそうです。コンピュータは実際、速度が2倍になると本当に2倍の仕事ができてしまうというところがすばらしくて、新しいもののにしてよかったことを実感するというよりも、それはすぐになれてしまって、以前のマシンを立ち上げたりするとその遅さに改めて驚いたりしている。本当に余裕がないという感じで、一生懸命考えて、演算して、それを画面を見守ってじっと見ているというのがいままでだったのだ。
また新しいマシンは落下・衝撃に対応していて、そのあたりの安心度合いも広がっている。新しいマシンの難点は、USBの入口が手前にふたつ近接しているので、ソケットの形状によっては、差すときに支障があることだ。